たった今、先月末に発売しました美少女ゲームブランド「ぱれっと」の新作『晴れときどきお天気雨』をコンプいたしました。
いや、最後のトゥルーエンドよかったです。
あとなずなルートはかなりの評価。
くすくすさんの絵は相変わらず素晴らしいねえ。
イベント画の破壊力が凄まじい。
しかしこのへたれな主人公はいかがなものかと。
確かに後半入ってからのルートではこのへたれさが無くては成し得ないストーリー展開でしたが、主人公がそれなりに出来る奴でも同じような展開は可能だったのではないのかなと。
この手のゲームの序盤は自分としては世界観やキャラクターを理解する為だけに、つまりは終盤の盛り上がりを得る為だけに存在している、だるくてつまらない部分なのですが、今作はさらに主人公の言動、特に言葉にいらついてしまいまして、読んでいて非常に不快でした。
へたれな主人公なんて今までに何人もいたんで気にならないっちゃ気にならないんですが、「人の道に反するな」的な発言で同性愛を(まあ冗談のノリなんでしょうが)差別するような発言があったりと……
確かに普通の高校生(?)ならありそうな考え、発現なんですが。
うーん、創作の世界だけでなく確実に現実にも居る人たちの事をそういうように言うのはちょっと頂けないかなと。
細かい事なんですが自分は気になりました。
まあその事は置いておくとして。
なずなルートにおいては実の妹との恋愛、つまり近親相姦に当たるわけですが、その「近親相姦」というものにかなり踏み込んだシナリオを読むことが出来たのかなと思っています。
「幸せとは」というテーマについて一つの解答を見る事ができたかなと。
「決して誰も幸せになれない」「祝福してあげられない」といった水希の発言には思わずゾクッとしました。
誰も味方になんかなってはくれない。
二人だけで幸せをつくるしかない。
そんな考えすらも甘いのかもしれなくて「自分で幸せになるしかない」という「幸せ」っていうものの本当の姿が「近親相姦」というタブーに向き合うことによって浮き彫りになっていたのではないかと思います。
「幸せ」って誰かにもらえるものじゃないですものね。
誰かが決めているものでもないですものね。
自分が「幸せ」だと勝手に感じているだけなんですよ。
ただそんな「幸せ」を感じる「感情」ってのは自分で操ることなんて出来なくて。
だからそんな自分でもままならない「感情」が「幸せ」を感じてくれるように自分であれこれやるわけです。
こういう事を考える機会にならないとびしょげやってても面白くないですからなあ。
その意味でこの作品を買ってよかったかなと。
まあ自分が勝手にそう読んでいるだけだと思いますが(笑)
また長くなってましたね。
トゥルーエンドについても書こうと思ってたけど別にいいか。
なずなルートの話だけで疲れたし(笑)
さて今月末にはetudeの新作『七つのふしぎの終わるとき』が発売です。
前作がいまいちだったので今作には期待。
『そして明日の世界より――』が良すぎたからなあ。
比べるのは酷ってなもんですかね。
でも、まあ、くそ高い値段してる訳で。
一所懸命に面白いと思えるように多角的に読み解きます。
少しも面白くなかったなんてことになったら出費的に泣きます。
- 2011/12/10(土) 08:37:30|
- びしょげ的な何か
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